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夕暮れタスク

俳句は日常

「青芝」結果

まつやま俳句ポスト、兼題「青芝」の結果が出ました。

 今回は全部で四句投稿しました。

  • 青芝やすべるねころぶ空を見る
  • 青芝を行く無重力の足取りで
  • 青芝にぽつり真白きスニーカー
  • 青芝の青あと少し生きてみる
で、なんと一句が「人」選に!!

青芝の青あと少し生きてみる

青芝の結果発表|俳句ポスト365

なんとか「並」から第2段階の「人」に。

これは嬉しい。

 

 

締め切り時に書いた記事がこちらですが、 

youtsuru.hatenablog.com

 

 この頃、ちょっと切望感すら味わうような出来事がありまして。

それは今もじわじわと進行中なのですが、それでもまあまだ死ぬようなことでもないやという境地に落ち着いているような状態です。

青芝の「青」を見た時、「まだ生きていられるかもね。」と感じるのではないか。

そんな思いで作ったこの句。

俳句ってやっぱり小手先では作れないんだよなあと実感した次第です。

 

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夏の夕

このところめっきり気温が上がって、初夏を感じる暇もなく夏本番なのか?などと恐れおののいている私です。ええ。それほど夏が嫌なの。(笑)

多分猫たちも夏はあまり好きではないと思うのです。

 でも夏の夕方、猫たちはこぞって姿を見せます。

私がいつも近所で見かける猫たちも、昨日の夕方通りかかった時はみんないました。

猫を見たければ夏の夕方から夜にかけて出かけるのが良いです。

 

で、作ったのがこの一句。

猫集う路地となりけり夏の夕

季語は「夏の夕」

 

夏の夕暮れ時を指すが、夏の日は長く、夏至前後には午後7時を過ぎても暮れ残る。人々が涼を求める頃である。

 

わたしの俳句歳時記 - www.mysai.net - より

 

猫を自宅で飼えない私は、もっぱら近所の猫さんたちを通りすがりに眺めては癒されているのですが、文字通り「猫通り」とも呼べるような通りがありまして、そこをわざわざ回り道して通ったりするんです。

昨日の夕はそこでいつも見る猫さんたちに会えました。

中でも嬉しかったのは、道路拡張のために立ち退きにあったお店の看板猫だった子に会えたこと。

この子はお店の人からえさをもらっていたようですが、飼われているわけではなかった様子で、店が取り壊されてから姿を見なかったのでどうしているのか心配していたのです。

地域猫の逞しさに安堵すると同時に、生きて行く厳しさを思うと切なくなったりもする夏の夕でございました。

 

 

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「薄暑」結果

今週は俳句ポストの兼題「薄暑」の結果発表がありました。

締め切りに伴い書いた記事

 

youtsuru.hatenablog.com

 前回「菜の花」では、並に1句という結果に嬉々としていたわけですが、

今回は・・・。

 

またまた並に1句であります。

(懲りずにスクショ貼るよ。)

f:id:youtsuru:20170512144919p:plain

 

飼い猫の付かず離れず薄暑来る

また猫を題材にさせていただきました。

猫飼っていないのにほんとすいません。

 

没になったもう一句は

麻のシャツ皺の思惑知る薄暑

これはですね、投稿した後に「やっちまったな。」と思ったのは、

「麻」というのが夏の季語なんですよ。

なので季語が二つ入っている、いわゆる「季重なり」ということになるんではと。

 

やはりぎりぎりの一夜漬けみたいなのはあかん。

 

「天」とか「地」とかのみなさんの句はすごい。

そして自分の語彙のなさが情けない。

 

けれども、奇をてらった表現を一生懸命探すってのもなんかなあって思うんですよ。

できるだけ普通の言葉ではっとする表現ができないものかと、このごろは思っています。

先日のリアル句会でも、自分ではそんな力入れて作ったつもりのない句が褒められた・・・。

なんだろうなあこの現象はと考えるのであります。

やっぱ日常を詠むってことなんだろうな。

最近は代わり映えのしない日々を送っているので、その辺が生きた句を作れない要因かもしれません。

 

 

 

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春炬燵

私の連休初日。

天気が良いので先ずは掃除。

そう。今日こそ炬燵をあげないと。

5月になっても炬燵出してたなんて初めてじゃなかろうか。

朝晩は冷えていたし、炬燵布団をしているかぎり、冷たい中に足を入れるわけにはいかんとばかりに炬燵のスイッチオンしてたからなあ。

ということで、ようやく炬燵撤収。

そこで今日の季語ですよ。

 

春炬燵

 春になっても片付けてしまわずに、まだ使う炬燵。東京の2月の平均温度は摂氏4度ぐらいなので、相当に寒さを感じる。3月末ごろまでは炬燵が欲しい。

 

まあ、春の季語ですので、5月はもう俳句の四季では夏ですが。

これは三月のリアル句会で出した句です。

 

夫ひとり猫も入らぬ春炬燵

 

「夫」は「つま」と読みます。

俳句では妻も夫も「つま」です。

 

我家では猫は飼っていないのですが、もういい加減暖かくなり、あんなに炬燵好きな猫でさえも寄り付かなくなった炬燵。しかしその炬燵に入り続ける夫。

そこに炬燵があるかぎり。

そんな夫を見てひらめいた句でしたが、案外と句会で点数を頂くことができました。

ぐうたら亭主も良い題材になるということに気づいたのでした。

 

 

 

菜の花

今週4/24~4/28は、俳句ポストの「菜の花」発表の週。

この兼題より俳句ポストへの投稿を始めた私。

さてさて、どんな結果??

金曜日の「天」・「地」選はありえないので、

木曜の「人」・「並」選にかける!

根気よく自分の句を探しました。

まずは「人」。

そりゃやっぱりないでしょう。うん。なかった。

 

そして「並」。

延々とスクロールバーが続いていく中、

ありましたよ!

自分の句を発見しました!

記念すべき瞬間なのでスクショしてしまったよ。

 

菜の花 並.png

うおお~!!

嬉しい~。すっごくモチベ上がる~。

 

菜の花の群れひっそりと新居裏

この句は、職場のすぐ近くの新築アパートを通りかかったとき、

その建物の裏に菜の花畑があることに気がついたんですよ。

そこで感じたのです。

「うわ・・・なんか菜の花たちに見張られているような・・・」

かわいい菜の花たちのちょっと不気味な視線を感じて。

シュールな光景だなあと思い、この句が出来ました。

もうちょっと掘り下げようもあったかなあと思います。

 

 

ちなみにもう一句投句していたのが没でした。

道形(みちなり)にカーナビの声と菜の花と

(自分的にはこっちの方がいいかなと思っていたのですが・・・)

 

これからもっと精進いたします。

 

 

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山笑ふ

一昨日の土曜日、お天気が良いのでどこかへ出かけようと思い立ち、湯布院へ行ってきました。今年はゴールデンウイークにどこにも行けそうにないので・・・。

湯布院には年に1回は行ってると思います。比較的近場であるというのもあるのですが、私の好きな場所です。しかし観光客としてゆっくりと宿泊して温泉に入るなんていう楽しみ方は未だ経験したことがありません。

湯布院の何が良いかといえば、行程が良いのです。

高速道路を使わないので、別府からの山道はカーブも多く、道の狭いところもあって運転手さんは大変だと思うのですが、そこを抜けて湯布院盆地まで下る、そうですね由布岳の登山道のあたりからは山々の絶景が見られます。

これから新緑の季節には緑一面になるんですが、そういえば今頃に来たのは初めてかも。ちょっとまだ微妙な感じかなあと思っていたのですが、なかなかどうしてすばらしい景色が見られましたよ。

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今、緑の草が生えてきてほんのり色がついてる状態。これはこれできれい。

iPhoneでズームで撮影してるので画質が悪いのが功を奏したのか、まるでパステル画のよう。

 

せっかく来たのでもちろん湯布院の町も散策。

今回は人の多い中心部を離れたところに行ってみました。

 

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川のせせらぎが美しい。

土手には菜の花も。

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そしてここからの由布岳

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この日はほんとに天気も良くて、そしてなにより雲。

ぽっかりとした雲ですよ。なんて長閑なんでしょう。

そうか、「長閑(のどか)」も春の季語なんだ。

しかし今日の一句は、「山笑ふ」でいきます。

草木が芽吹き、花が咲き鳥のさえずる春の山を擬人化して「山笑ふ」といった。中国北宋の画家郭煕の「郭煕画譜」による季語である。夏の山の「山滴る」、秋の山の「山装ふ」、冬の山「山眠る」に対応する季語である。

 

山笑ふ(やまわらう、やまわらふ) 三春 | 季語と歳時記

 

で、作った句です。

 てきとうに雲をちぎりて山笑ふ

ぽんぽんと、ほんとにてきとうにちぎったような雲が、山の景色に絶妙な味わいを添えているなあ~という思いを句にしたかったのですがはて。

 

そういえば、昨年は地震の後一ヶ月くらいの湯布院を訪れたのですが、まだ家の屋根にはブルーシートがたくさんかかっていたし、観光客もほんとに少なくて、これが湯布院?と思ったものでした。今回は韓国、中国の方々が多いなあという印象。

今、世の中がきな臭くなってますが、この穏やかな日々が続くことを祈るばかりです。

 

 

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亀鳴く

暖かいのか寒いのか、曇りなのか晴なのか

はっきりとしないお天気が続いております。

さて、本日の季語は「亀鳴く」

なんじゃそりゃ?

て思いますよね。

でもこれ、れっきとした春の季語です。このような解説があります。

春ののどかな昼、あるいは朧の夜に亀の鳴く声が聞こえるような気がする。亀は実際には鳴かないが、俳句の季語として親しまれている。『夫木和歌集』にある藤原為家の「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀のなくなり」が典拠とされている。

亀鳴く(かめなく) 三春 | 季語と歳時記 より

 

実に面白いです。

俳句の季語について知ると、このようなファンタジーみたいな言葉があって楽しいです。

いつか使ってみたいと思っていた季語ですが、今日の題材を表現するのには最適ではないかと思ったわけです。

こういった季語の解釈は難しいのですが、自分なりには、

「あるはずないけどあるかもしれない、胡散臭いけど素敵。」て感じかな。

で、できたのがこの一句。

亀鳴くやプリンス化けて出てきそう

ふざけとんのかい!!

いえいえ、まじめに作ってます。

 

プリンスというのは、あのミュージシャンのプリンスです。

今日4月21日は彼の命日でして。もう一年になりますか。

奇しくも昨日の夜、あの羽生選手が国別対抗戦という試合でプリンスの曲「Let's Go  Crazy」で滑ったのですが、残念ながら彼らしからぬ演技となってしまいました。

さっそく今日の各種報道では、

プリンスに「ごめんなさい。」と言ったとか言わないとか。

 

いえいえ、きっとそんなことであの世のプリンスは怒ったりはしませんよ。

逆に励ましに化けて出てくるかもしれません。

ですから、今日は今日で気持ちを切り替えてがんばってほしいものです。

(つうか、国別対抗戦ってお祭りみたいなもんなので・・・。)

 

 

 

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